英ロンドンでの「世界ゴッツの日」の行進で、ユダヤ教律法学者がイスラエル旗を燃やす
(last modified Tue, 18 Apr 2023 08:10:11 GMT )
4月 18, 2023 17:10 Asia/Tokyo

英ロンドンで開催された、パレスチナ人との連帯をアピールする「世界ゴッツの日」の行進の3つの実施会場で、複数名のユダヤ教律法学者らがパレスチナ人への支持およびシオニスト政権イスラエルの犯罪への抗議の意を示すため、イスラエル旗を焼却しました。

国際通信イランプレスによりますと、ロンドンの英国内務省庁舎前で、ラビと呼ばれるユダヤ教律法学者らは初めてイスラエルの旗に火をつけて燃やす行動に出ましたが、これはこの日の行進の参加者らの歓迎を受けています。

これらのユダヤ教律法学者らはさらに、ロンドンでの「世界ゴッツの日」の行進に参加した数千人の参加者らに混じって、英国首相府前でイスラエルの旗を燃やし、同時にロンドン中心部には「パレスチナに自由を」のスローガンが響き渡りました。

なお、この日の行進でイスラエル旗を燃やしたユダヤ教ラビの1人は、「イスラム教徒やキリスト教徒と同様、ユダヤ人はシオニズムを嫌悪し、シオニストのアプローチを神に対する宣戦布告であるとみなしている」とコメントしています。

 

ユダヤ教律法学者がイスラエル旗を燃やす

 

イランイスラム共和国の創始者ホメイニー師は1979年、イスラム教徒の断食月であるラマザーン月最後の金曜日を、聖地ベイトルモガッダス・エルサレム(別名ゴッツ)を占領するシオニスト政権イスラエルの抑圧下にあるパレスチナ国民との連帯を世界規模でアピールする「世界ゴッツの日」に制定しました。

それ以来現在まで、この日には世界の複数都市でパレスチナ人支持をアピールする集会や大行進が実施されており、参加者はパレスチナや聖地にあるアクサーモスクに対するイスラエルの犯罪への嫌悪を表明します。

 


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