イラン全国で、大々的な対パレスチナ支持デモ行進が開催
(last modified Sat, 06 Apr 2024 07:03:29 GMT )
4月 06, 2024 16:03 Asia/Tokyo

イランでは、パレスチナ人との連帯を表明する「世界ゴッヅの日」となるイスラム教の断食月・ラマザーンの最終金曜日に、例年通り全国の街頭に多数の市民らが繰り出し、「圧政にさらされるパレスチナ国民への支持」を表明しました。

 

 

ラマザーン月最後の金曜日は、イランイスラム共和国の創始者ルーホッラー・ホメイニー師のイニシアチブにより、パレスチナ人への連帯およびシオニスト政権イスラエルの人種差別政策への嫌悪を表明する「世界ゴッヅの日」に制定されています。

 

テヘランにおける「世界ゴッヅの日」の大行進

 

「世界ゴッヅの日」に雄たけびを上げる東部マシュハドの市民

 

「世界ゴッヅの日」に中部イスファハーン市のナクシェジャハーン広場に集結する市民ら

 

今年の「世界ゴッヅの日」の一連の式典・行事が開催されている中、圧政にさらされながらも力強さを持つパレスチナ・ガザ地区の人々は、半年以上シオニスト政権の残忍な攻撃を受けています。同地区ではこの攻撃でこれまでに多数の殉教者・負傷者が出ているほか、広範な破壊と飢餓及び病気の蔓延を引き起こました。

 

西部ハメダーンでの「世界ゴッヅの日」の行進

 

「世界ゴッヅの日」の行進に大々的に参加する西部ザンジャーンの人々

 

北西部タブリーズでの「世界ゴッヅの日」の行進

 

「世界ゴッヅの日」の行進でパレスチナ国民を支持する西部ガズヴィーンの市民

 

南部シーラーズでの「世界ゴッヅの日」の市民の行進

 

 

最新の報告によりますと、イスラエル軍のガザ攻撃により、これまでに3万3,000人以上のパレスチナ人が殉教したほか、7万5,000人以上が負傷しています。

イスラエル政権は、イギリスの植民地主義の計画と、さまざまな国からのユダヤ人のパレスチナ移民を通じて1917年に提唱され、1948年に正式に樹立されました。それ以来、パレスチナ人虐殺および、彼らの国土の占領のためさまざまな大量殺戮計画が実行されてきました。

 

 


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