米著名投資家、「我が国の経済は崩壊の一途へ」

アメリカの著名な投資家であるジム・ロジャーズ（ Jim Rogers）氏が、自国は債務増加のために世界最大経済国としての地位を失う可能性がある、としました。

今年1月時点でのアメリカの債務残高は31.4兆ドルに達し、2021年の上限引き上げ前に定められていた額をすでに超えています。

ファールス通信によりますと、世界三大投資家に数えられるジム・ロジャーズ氏は１６日、「アメリカで増える一方の国債は、同国にこの先の深刻な経済問題を回避することを許さない」と語りました。

また、アメリカの債務残高について、「政府が上限を引き上げれば、状況がさらに悪化してデフォルト（債務不履行）になる」としながら、「衰退に向かっているアメリカ経済の結果は、何よりも同国の若年層に影響を与えるだろう」と警告を発しました。

バイデン米大統領は１５日月曜、同国フィラデルフィアで行った記者会見にて、この件について「デフォルトの回避を巡る共和党との協議は進展していない」としました。

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