イラン大統領;「核兵器を求めていたならNPTには非加盟」
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イランのマスウード・ペゼシュキヤーン大統領、BRICS首脳会合の傍ら女性記者のインタビューに応じる
ペゼシュキヤーン・イラン大統領が、IAEA国際原子力機関の監視の大半がイランの核施設に対して行われていることを指摘し、「もし我々が核兵器を求めていたなら、NPT核不拡散条約には加盟しなかっただろう」と語りました。
【ParsTodayイラン】マスウード・ペゼシュキヤーン大統領はBRICS新興経済国グループ首脳会議への出席の傍ら、インドの週刊誌「インディア・トゥデイ」とのインタビューで核問題、地域関係、制裁、戦争に関するイランの立場を説明しました。
また、IAEAの監視・査察活動のほとんどがイランの核施設を対象としていることを指摘し、「もし我々が核兵器の獲得を狙っていたなら、NPTの加盟国にはならなかっただろう」と述べています。また「イランは国際法の枠組みの中で活動しており、我が国が核兵器獲得を狙っているという西側諸国の主張は、イラン領土を攻撃するための口実だと考えている」と強調しました。
さらに、BRICSの成功および、UAEアラブ首長国連邦とイランの対立に関する記者の質問に答え、「我々はUAEとの間に何ら問題はない」とし、「我々は地域のいずれの国とも問題を抱えていない。我々はこれらの国にある米軍基地、つまり我が国に対する侵略が行われている国の基地との間に問題を抱えている」と強調しました。
そして「UAEとそのほかの地域諸国はイランの同胞である。最大の問題はそこに基地を作り、その基地からイランのインフラと子供たちを標的にしているアメリカだ。友好国や近隣諸国は、自国の領土からの他国への攻撃をアメリカに許すべきではない」と語っています。
加えて「イランは現在UAEと良好な関係を築いており、関係拡大が可能だ」とし、「米国は地域の石油、鉱山、埋蔵鉱物資源を奪い、その見返りに各国に武器、ミサイル、飛行機を与えて、我々を相互間の恐怖症や殺し合いに巻き込んでいる」と述べました。
続けて「地域諸国同士の協力により、地域における平和と安全を実現し、経済と文化を繁栄させることが可能だ」としています。
またこの他にも、イランへの弾圧に対する西側諸国の認識についての質問に対し、「アメリカが我が国に対しとった行動により、かえって我々の結束が強まった。しかも、アメリカや同国の行動に対する地域諸国の人々の嫌悪感をさらに強めることとなった。それは、我々が抑圧されたからである」と答えました。
さらに、イランの核開発計画に関するアメリカ当局者の主張については「イランに対するアメリカの行動は単なるプロパガンダでしかない。核問題に関して最も徹底的な監視が行われてきたのはイランであり、我が国の核施設である。彼らは毎日訪れては、査察や調査を行ってきた。だが、我々はあくまでも国際法の枠組み内で活動しており、今後も活動を続けていく」と語りました。
そして、先だって殉教した先代イランイスラム革命最高指導者が「イランは核兵器を求めていない」と繰り返し宣言していたことを指摘し、「核兵器を求めていないことをどのような言葉で言えばよいのか」と逆に問い返し、「我が国へのこのような侵入を自らに許可した国々は、いったいどの証拠資料において我々が核兵器獲得を目指していることを見出したのか?彼らは嘘をついている」と述べています。
さらにシオニスト政権イスラエルについても「イスラエルはイランが核兵器を持たないことを求めていると思われるか?!なぜイスラエルはNPTに加盟国していないのか?イスラエルは多数の核爆弾を保有している。なぜ国際機関はイスラエルに対して抗議しないのか?」との疑問を呈しました。
加えて「毎日数千人もの人々が爆撃を受けている。良心のある人間なら、罪なき人々がこのような扱いを受けることを容認するだろうか?彼らは水、食料、医薬品すら入手できない。全世界がこの状況を目の当たりにし理解している。それなのに、なぜ誰もイスラエルに対して何も行動を起こさないのか?」としています。
ペゼシュキヤーン大統領は最後に、トランプ米大統領との直接協議の用意について「我々は、現時点ではそのような決定はできない。我々の最高指導者はどのような理由で殉教したと思われるか?そして今になって、我々の最高指導者を殉教に追い込んだ人物が我々が直接話したいと考えているのか?国民は、発生した一連の事柄に非常に気を落としている。彼らは我が国に引き起こされたこの悲劇を決して忘れないだろう。不信感が漂う雰囲気を是正し、自らの言っていることが真実であることを示すべきだ」と強調しました。
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