伊ポンペイ遺跡から2人の白骨遺体が発掘

イタリアのポンペイ遺跡で新たに、西暦79年のベスビオス山の噴火に伴う地震で死亡したと見られる男性2人の白骨遺体が発掘されました。

研究者らが16日発表した内容によると、2人はともに55歳以上だったとみられます。

2人は、地震で崩壊した建物の下敷きになり、多発外傷を負い死亡したとみられます。うち1人は、石造りの壁から身を守るように片腕を上げていました。

2人の遺体が見つかった部屋は倉庫だったとみられ、皿などがまとめて置かれていました。2人は床の上に体を横にして丸まり、うち1人は左手に指輪をしていました。

また、1人のそばには、布の束だったとみられるものがあり、中にはネックレスのビーズとコインが入っていました。

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