May 22, 2023 16:58 Asia/Tokyo
  • ロシア外務省のザハロワ報道官
    ロシア外務省のザハロワ報道官

ロシア外務省のザハロワ報道官が、日本の広島およびウクライナ東部ドネツク州バフムトが破壊された責任はアメリカにあるとして非難しました。

バフムトは、ウクライナからの分離独立を主張しているドネツク人民共和国の北部に位置し、交通の要所として激戦地となっています。

この街はウクライナでの戦争開始当初、ウクライナ軍の輸送拠点として使われていました。

イルナー通信が22日月曜、報じたところによりますと、ザハロワ報道官は、ウクライナのゼレンスキー大統領がG7広島サミットにおいて、原爆投下による広島の被害と戦争によるバフムトの荒廃を比較したことについて、「広島とバフムトは実のところ、米政府のせいで破壊されたという点では同じである」と述べました。

ゼレンスキー大統領はG7サミットで、日本に着いてから見た広島の原爆投下後の写真がバフムトを思い出させるとしながら、「バフムトは生き物がすべていなくなり、建物がすべて破壊されている」と述べていました。

 

 

ロシア国防省は21日日曜の声明で、「アルティモフスク(バフムトのロシア名)の解放が完了した」と発表しています。

アメリカを筆頭としたヨーロッパおよび西側の諸国は、ロシアに対して制裁圧力を強め、さらにウクライナへあらゆる種類の兵器を供与することで、ウクライナ戦争終結に向けて動き出さなかっただけでなく、この戦争がさらに激化するよう煽り立てています。

 


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