6月 01, 2023 15:49 Asia/Tokyo
  • 米下院
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米議会下院は31日、債務上限の引き上げに関する法案を賛成多数で可決しました。

法案は賛成314票、反対117票で可決しました。この後、上院でも可決されれば、バイデン大統領が法案に署名し正式に成立することになります。これにより米国政府の債務不履行は回避される見通しです。

法案は、低所得者向け食料支援の適用を厳格化するなどといった野党・共和党の要求を飲むことを条件に、債務上限を2025年1月まで引き上げることが盛り込まれています。

今回の法案が成立すれば、2025年1月まで法定債務上限の効力が停止することになります。

一方、共和党のマッカーシー下院議長は、米フォックスニュースのインタビューで、「民主党は法案内容にがっかりしていることだろう。法案には彼らの希望は何一つ盛り込まれていない」と語りました。

マッカーシー氏をめぐっては、法案内容をめぐるバイデン氏との交渉で譲歩しすぎたとして、共和党内から罷免を求める声が上がっています。

 


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