スーダンで情勢不安続く
(last modified Sun, 11 Jun 2023 11:26:19 GMT )
6月 11, 2023 20:26 Asia/Tokyo
  • スーダンでの情勢不安
    スーダンでの情勢不安

アフリカ北東部スーダンの首都ハルツームの一部で、軍と準軍事組織・RSF即応支援部隊との衝突が続いています。

サウジアラビア外務省は9日金曜、スーダンの紛争当事者双方が同国内での24時間の停戦に合意したと発表しました。

この停戦は、スーダン国内で暴力行為を減らし、困窮者へ人道支援を届け、さらに双方の交戦勢力間の信頼回復を目的に提案されていました。

イルナー通信によりますと、ハルツーム州オムドゥルマン市では11日日曜、この停戦期間の終了から30分後に、早くも軍とRSFとの衝突が再開しました

また、ハルツームの他の各地でも、重火器による激しい衝突が発生しているほか、国軍によるRSFの基地への大規模な空爆が続いています。

国軍はさらに、ナイル河東部のRSFが多く集まる地域も空爆対象としているということです。

スーダンでは今年4月15日以降、ハルツームを含めた各都市において、アブドルファタハ・ブルハン最高司令官が率いる国軍と、ムハンマド・ハムダン・ダガロ司令官の率いるRSFとの間の衝突が激化しています。

 


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