オランダ国王、自国の奴隷制について謝罪
(last modified Sun, 02 Jul 2023 10:26:27 GMT )
7月 02, 2023 19:26 Asia/Tokyo

オランダ国王が、過去の奴隷制における自国の関与について謝罪しました。

フランス通信によりますと、オランダのウィレムアレクサンダー国王は1日土曜、同国の奴隷制廃止から150年を記念して、首都アムステルダムで開かれた式典で演説しました。

国王は、かつての自国の奴隷制について謝罪し、「奴隷制や奴隷貿易は人道に反する犯罪だった」としました。

 

オランダのウィレムアレクサンダー国王

 

この式典の前に、奴隷の子孫らがオランダ国王に対し、この機会に同国の過去の奴隷制について謝罪するよう求めていました。

これ以前にも、オランダのルッテ首相が「人道に対する犯罪だ」として、同国の数世代にわたる奴隷制について公式に謝罪しました。

南米スリナムとカリブ海の島々アルバの数千人の奴隷の子孫が、このほどアムステルダムで祝祭を開催し、奴隷制の廃止を祝いました。

 


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