ボスニア「スレブレニツァ虐殺事件」28周年記念式典が開催
(last modified Wed, 12 Jul 2023 10:24:16 GMT )
7月 12, 2023 19:24 Asia/Tokyo

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ東部の町スレブレニツァで、28年前にこの町で発生したイスラム教徒虐殺事件28周年を記念する式典が開催されました。

国際通信イランプレスによりますと、この式典と同時に、新たに発見されたこの事件による30人の遺骨が、スレブレニツァの北西6kmにあるポトチャリの墓地に埋葬されました。

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争(1992~1995年)の末期、1995年7月にセルビア人勢力がスレブレニツァに駐留していたオランダの平和維持軍の合意を得てこの町に侵入し、数日間という短期間で、第二次大戦以降のヨーロッパで最大の虐殺事件を引き起こしました。

様々な推測によれば、この攻撃でスレブレニツェアやその周辺において1万人以上が虐殺されていますが、公式統計では8,372人と発表されています。またこの事件の犠牲者のうち、多くの人の遺体がまだ発見されていません。

この事件を記念し、この3日間にボスニアを初め世界各地から3000人以上の人々が記念式典に参加するため、スレブレニツァに一堂に会し、事件の犠牲者を追悼しました。

 


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