欧州で市民らがデモ実施、イスラエルのガザ攻撃を非難
スウェーデン、デンマーク、ボスニア・ヘルツェゴビナを含むヨーロッパの複数国で、市民らが抗議デモを実施し、シオニスト政権イスラエルのガザ地区攻撃を非難しました。
デンマーク首都コペンハーゲンでは、パレスチナ支持者らがデモを行い、イスラエルによるガザ攻撃の停止を要求しました。
スウェーデンの港湾都市イェーテボリでも集会が行われ、参加者らがイスラエルによるガザ攻撃を非難するとともに、攻撃の停止を要求しました。
ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボでも、多数の人々がパレスチナ被抑圧民への支持を表明し、反イスラエルデモを行いました。このほかの世界各地でもパレスチナ国民を支持する人々がデモを開催し、ガザ地区住民に対するイスラエルの犯罪を非難しました。
こうした中、ガザ南部のラファ検問所を訪れたクリス・ヴァン・ホーレンおよびジェフ・マークリー両米上院議員は7日日曜、イスラエル側が支援物資を積載したトラックのガザ入域を阻止していることに不快感を表明しました。
この2人の米上院議員によれば、ガザ住民のニューズを満たすには1日500台の支援物資運搬トラックがガザに入域する必要があるのに対し、実際には1日当たりわずか約120台にとどまっています。
一方、ドイツのベアボック外相は7日、イスラエル占領地訪問中に、「シオニストのガザ攻撃による無辜のガザ住民の苦痛と災厄が継続されるべきではない」と述べました。
2023年10月7日以来、シオニスト政権は西側諸国の全面的な後方支援を受けて、ガザ地区とパレスチナ・ヨルダン川西岸において、防衛手段を持たないパレスチナ被抑圧民の大規模な虐殺を開始しました。
イスラエルによるガザ攻撃が始まって以来、2万2835人のパレスチナ人が殉教したほか、5万8416人が負傷しており、そのほとんどを女性と子供が占めています。