国連安保理、バングラデシュでのテロ攻撃を非難
7月 03, 2016 19:52 Asia/Tokyo
国連安全保障理事会が、バングラデシュの首都ダッカで起きたテロ攻撃を非難しました。
AP通信によりますと、国連安保理は、2日土曜、声明を発表し、ダッカの飲食店で起きたテロ攻撃を非難すると共に、「テロは、世界の平和と安全にとって深刻な脅威のひとつだ」としました。
国連のパン事務局長も声明を発表し、ダッカのテロ攻撃を非難すると共に、この犯罪の実行犯が早急に特定され、法的に裁かれるよう望んでいるとしました。
アメリカ政府も声明の中で、このテロ攻撃の犠牲者に哀悼の意を示し、アメリカは、テロや過激派と対抗する上でバングラデシュと協力を行う決意だと強調しました。
1日金曜夜、ISISの戦闘員9人が、ダッカの飲食店を襲撃し、数十人を人質に取りました。
バングラデシュの治安部隊がこの飲食店に突入し、テロリストを殺害して、13人の人質を救出しました。
このときの衝突で、人質20人と警官2人が死亡しました。
ISISがこのテロ攻撃の犯行声明を出しています。