ロシアが日独の安保理常任理事国入りを否定
(last modified Sat, 26 Aug 2023 11:54:56 GMT )
8月 26, 2023 20:54 Asia/Tokyo
  • ロシアのラブロフ外相
    ロシアのラブロフ外相

ロシアのラブロフ外相が、「日本とドイツが安保理の常任理事国となる可能性は全くない」と述べました。

イルナー通信によりますと、ラブロフ外相は24日木曜、南アフリカで開かれているBRICS首脳会議の傍らで記者らの取材に答え、「日本とドイツは、他の全西側諸国とほぼ同じく、米政府の命令を実行しているだけであり、安保理での話し合いには新しい要素を全くもたらさない」と述べました。

続けて、「我が国は、大分前から国連改善の必要性について話をしており、この15年間、数多くの仕事を行ってきた。安保理の改善は、同組織が世界の発展および科学技術に同調できるようにするだろう」と説明しました。

また、「主要な改善点は、安保理にも提示してある」としました。

国連安保理常任理事国は、アメリカ、中国、ロシア、イギリス、フランスの5か国のみです。

安保理の主な責務は国際平和・安全の維持ですが、一部理事国の一極主義により実際はそこから遠ざかっており、多くの事例においてその責務を果たせていません。

インド、日本、ドイツ、ブラジル、南アフリカは現在、新たな安保理常任理事国となるべく申請を出しています。

 


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