インドでG20サミット開幕

インドの首都ニューデリーで、2日間の予定でG20主要20カ国・地域サミットが開幕しました。

イルナー通信によりますと、今回の会合にはG20の加盟国の首脳に加えて、バングラデシュ、エジプト、モーリシャス、ナイジェリア、オランダ、スペイン、アラブ首長国連邦、オマーン、シンガポールの9か国の首脳も招待されています。

今回のサミットのテーマは「一つの地球、一つの家族、一つの未来」と発表されています。

会議の 3 つの主要セッションも「一つの地球、一つの家族、一つの未来」とネーミングされています。

開催国インドのモディ首相は、このサミットの全ての参加国が世界の平和を確保するために努力するだろうと述べました。

中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は、今回のG20サミットを欠席しており、この両国からは外相らが代理で出席しています。

インドのメディアは9日土曜、情報筋の話として、今回のG20サミットの最終声明の全文が起草されたと報じました。

これらの情報筋によりますと、G20構成国の首脳らは、地政学的問題を除き、主にウクライナ戦争について大筋の合意に達したということです。

一方、ロシアのラブロフ外相は、G20声明がロシアの立場を反映していない場合、ロシア政府として声明の受諾に同意しないだろうと述べました。

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