米下院で、新たな対イラン制裁案を可決

米議会下院で、「マフサー法案」とも呼ばれている、新たな対イラン制裁案を可決しました。

米下院は、様々な議論の末、この法案を賛成410、反対３で可決しました。

この法案により、米政府は人権を理由にイラン政府の幹部らを制裁対象とし、イランの輸出入に一部制限を加えることを義務付けられます。

この法案の実施には、米上院の可決やバイデン大統領の署名が必要となります。

この法案は、およそ9ヶ月間前にアメリカ下院軍事委員会のメンバーで共和党のジム・バンクス議員により提案されました。

アメリカは、40以上年に渡り、大規模な制裁行使、軍事的侵略、心理戦の勃発、政治運動の開始などの手段に訴えることでイランに対する一方的な行動をとってきました。しかし、これらの行動が成果を挙げなかったにも拘わらず、アメリカは国連憲章に反するこの違法なアプローチを強調し続け、バイデン政権になってからも様々な口実により対イラン・ハイブリッド戦争を激化させています。

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