9月 13, 2023 20:23 Asia/Tokyo
  • グテーレス国連事務総長
    グテーレス国連事務総長

グテーレス国連事務総長が、ウクライナ戦争でのクラスター爆弾の使用停止を求めました。

イルナー通信によりますと、中満泉・国連事務次長兼軍縮担当上級代表は12日火曜、国連安保理会合において、ウクライナに対する西側諸国の武器供与に関して「グテーレス事務総長は長年の立場に沿って、クラスター爆弾使用の即時停止を繰り返し求めてきた」と述べています。

また、「このような兵器の使用は放棄し、歴史とすべきである」としました。

さらに、劣化ウランを含む弾薬がウクライナ軍に送付されたことについて、深い懸念を表明しています。

 

クラスター爆弾

 

グテーレス事務総長の懸念の一方、米高官4人は今月4日、匿名でロイター通信に対し、米ホワイトハウスが同国陸軍のATACMS通常弾頭付き弾道ミサイル、もしくはGMLRS誘導型多連装ロケット発射システム、あるいはその両方のウクライナ供与について、承認する段階にまで迫っていることを明らかにしました。

ロシア外務省のザハロワ報道官も12日火曜、「クラスター弾を搭載した長距離ミサイルのウクライナ向け供与という、アメリカ側から予想される行動は、緊張を高めて死傷者を増やすだけだろう」と語りました。

ヨーロッパと西側諸国、特に米国は、対ロシア制裁・圧力の強化、およびあらゆる種類の軽・重火器のウクライナ向け供給によって、ウクライナ戦争終結に向けた一歩を踏み出してこなかっただけでなく、この戦争をさらに激化させ、火に油を注いできました。

ロシア当局者、そして西側の一部の専門家やメディアは、ウクライナ戦争を西側とロシアの間の代理戦争だと表現しています。

 


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