ナイジェリア南部の製油所が爆発、37人死亡

ナイジェリアの地元情報筋が3日火曜、同国南部リバーズ州の製油所爆発によって37人が死亡したと報じました。

イルナー通信によりますと、ナイジェリア当局は、爆発が起きた場所が違法に運営されている非正規製油所であり、これまでに妊婦を含む37人の死亡が確認されたとしています。

初動調査では、製油所内設備の燃焼温度が過度に高温になったことが爆発につながったと見られているということです。

アフリカ最大の産油国の一つであるナイジェリアでは、違法精製所運営は利潤の大きいビジネスとされています。

ナイジェリアの精製所はそのほとんどが、南部のギニア湾に面する石油が豊富な三角州地帯「ニジェール・デルタ」に建てられていますが、違法施設では安全基準がほとんど遵守されないため、事故が頻繁に発生しています。

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