ロシアが揶揄、「米・イスラエルは情報戦で敗北」
10月 10, 2023 19:42 Asia/Tokyo
ロシア外務省のザハロワ報道官が、パレスチナ抵抗勢力による「アクサ―の嵐」作戦に触れ、「アメリカは数カ月前、ロシアによるウクライナ特殊軍事作戦の数ヶ月前からこの作戦について他国に警告したが、今回、抵抗勢力の動きを監視することに失敗した」と語りました。
イスナ―通信によりますと、ザハロワ報道官は「ブリンケン米国務長官はインタビューで、西アジアの緊張激化を予測できなかった米国情報機関の誤算についてのコメントを差し控えた」と述べています。
また、「アクサ―の嵐」作戦におけるアメリカとシオニスト政権イスラエルの情報面での敗北に触れ、「最も重要なことは、バイデン米政権の中で、このような大失敗を理由に辞任した人が一人もいなかったことである」としました。
ザハロワ報道官のこの表明の一方で、パレスチナ・ガザ周辺の入植地ではパレスチナ抵抗勢力とイスラエル軍との衝突が続いており、パレスチナンイスラム抵抗運動・ハマスもイスラエル軍の攻撃への対抗措置として、占領地内にあるテルアビブ、聖地ベイトルモガッダス・エルサレム、アシュケロン、アシュドゥドなどの都市をミサイルで攻撃しています。
ハマスの軍事部門であるカッサム旅団が今月7日に開始した、イスラエルに対する「アクサーの嵐」作戦では、現在まで1,000人以上のシオニストが死亡した他、2,000人以上の負傷者が出ています。