米で、過激なイスラエル支持者がパレスチナ人の子どもを殺害
10月 16, 2023 20:38 Asia/Tokyo
アメリカで、過激なシオニスト政権イスラエルの支持者がパレスチナ人の子どもを殺害しその首を切り落としました。
イルナー通信が16日月曜、報じたところによりますと、米イリノイ州シカゴにおいて、シオニスト政権イスラエルを支持する大家の男が、6歳になるパレスチナ人の男の子の心臓、頭、首を刃物で26か所刺して殺害した上、その頭部を切り落としました。
この報道によれば、子どもの母親も襲われて重傷を負ったということです。
イスラム教の全米規模の組織「アメリカ・イスラム関係評議会」は事件に関して、この男が犯行の間、パレスチナやイスラムを避難するスローガンを唱えていたと伝えています。
シカゴ警察は、被害者の母子がイスラム教徒であり、さらに現在ガザで対立が起きていることが、今回の犯行のきっかけになったとみています。
アメリカのバイデン大統領は、SNSの「X」(旧ツイッター)への投稿でこの事件に言及しましたが、子どもがパレスチナ人だったことには触れず、「イリノイ州で起きた、子どもが残忍に殺害されその母親も重症を負った事件について聞いた。我々は、この子の家族に哀悼の意を示すとともに、彼らのために祈りを捧げる」としました。
パレスチナ人の子どもを無慈悲で残忍な方法で殺害するというアメリカのイスラエル支持者によるこの犯罪は、この数日シオニスト政権イスラエルがガザで行っているような、子どもを躊躇なく殺害する同政権のやり口を彷彿とさせるものです。