11月 12, 2023 19:22 Asia/Tokyo

イギリス首都ロンドンの街頭で、パレスチナ・ガザ地区住民に対する国民の支持の波を受け、様々な国籍の数十万人のパレスチナ支持者が最大規模の反シオニスト・デモを行いました。

国際通信イランプレスによりますと、デモ参加者らは現地時間11日土曜夜、ロンドン中心部にあるハイドパークから市内南地区にあるアメリカ大使館にかけて行進し、ガザ地区におけるシオニスト政権イスラエルの犯罪に対する怒りと嫌悪感を表明するとともに、イスラエルによえるパレスチナ人の女性と子供の虐殺を非難しました。

このデモに参加したパレスチナ支持者らは「ガザ住民の大量虐殺を止めろ」「ガザ即時停戦」「イスラエルはテロ政権」「パレスチナの地に自由を」などのスローガンを連呼しました。

 

英ロンドンでのパレスチナ支持者らによる最大規模の反シオニスト・デモ

 

イスラエルによる残忍なガザ攻撃が続く中、ロンドン市内では毎週土曜に反シオニスト・デモが開催されています。

こうした中、北アフリカ・チュニジアでも同日、市民らがパレスチナ国民に対するイスラエルの犯罪を非難し、ガザ住民を支援するデモを行いました。

さらに、西アフリカ・ナイジェリア北部カノ州でも、パレスチナ支持者やイスラム教徒らが集結し、ガザの被抑圧民への支持および、パレスチナ人に対するイスラエルの犯罪の非難を表明しました。

 

英ロンドンでのパレスチナ支持者らによる最大規模の反シオニスト・デモ

 

同じく西アフリカ・チャドでも同国政府により、ガザ住民を支援しイスラエル占領政権による殺害を非難する抗議集会が開催されました。

こうした中、米紙ニューヨーク・タイムズは「ドイツなど一部の欧州政府は、治安問題を口実にパレスチナ人を支援するデモを禁止している」と報じています。

ドイツではあらゆる反イスラエル集会・デモが禁止されているにもかかわらず、パレスチナ支持者らが11日夜、首都ベルリンに再び集結して、抑圧されているガザ市民との連帯を宣言しました。

オーストラリアでも同日、数千人がデモを開催し、同国シドニーにあるブタニ港へのイスラエルの貨物船の入港に抗議し、パレスチナ国旗を掲げました。

さらにイエメンでも首都サヌアの他、タイズ、フダイダなど複数の州でも、救国政府の当局者や市民らが、ガザを支援しイスラエルの犯罪を非難するデモに大々的に参加し、パレスチナおよび対シオニスト攻撃・アクサーの嵐作戦を引き続き支持すると強調するとともに、どのような観点や立場であっても、パレスチナの国民と抵抗の英雄たちに今後も寄り添っていく、と表明しました。

 

 


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