ロシア国連大使が英米のイエメン攻撃を非難、「あからさまな武力侵略」
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ネベンジャ・ロシア国連大使
ロシア国連大使が、イエメンに対するアメリカとイギリス主導の攻撃を非難しました。
フランス通信によりますと、ネベンジャ・ロシア国連大使は12日金曜、英米によるイエメンへの空爆について、「他国に対するあからさまな武力侵略だ」と非難しました。
また、自らの同盟諸国の支援を受けて空爆を実施した英米について、「これらの国すべてがイエメン領に対する大規模攻撃を実施した。同国の一部の集団に対する攻撃ではなく、国民全体に対する攻撃だ。航空機、軍艦、潜水艦も使用された」と述べています。
一方で、トーマスグリーンフィールド米国連大使および、ウッドワード英国連大使は「航行の自由を守るための自衛権の行使だ」と正当化しており、ロシアと米英は真っ向から対立した形となっています。
なお、この会合に先立ち、グテーレス国連事務総長は「全ての当事者に対し、これ以上事態を悪化させないよう求める」と自制を呼びかける声明を発表していました。
米英両軍の攻撃に関してはイエメン側が報復を主張しているほか、イランも反発しています。
このため、専門家は西アジア全体に緊張が拡大する恐れがあるとの見解を示しています。
USAFCEN・アメリカ中央空軍の司令官は、同軍が現地時間12日未明、イエメン国軍の16拠点において、100発以上の誘導ミサイルなどで戦闘機や潜水艦といった60以上の目標を攻撃したと発表しました。この攻撃により、イエメン側には死者5人、負傷者6人の被害が出ています。
米英によるこれらの攻撃はイランのほか、ロシア、中国、イラクなど多数の国々の反発と抗議を受けました。さらには、一部の米議員らもホワイトハウスの許可なしに行われた対イエメン攻撃に抗議するとともに、この行動の結果について警告しました。


