キューバ、コロンビア、ボリビア各首脳がブラジル大統領の反イスラエル発言を支持
キューバ、コロンビア、ボリビアの各首脳が、ブラジルのルラ大統領がシオニスト政権イスラエルによるガザ攻撃に反対を表明したことを支持しました。
フランス通信によりますと、キューバのディアスカネル大統領は首都ハバナで開かれた国際会議の場にパレスチナのスカーフ「クーフィーヤ」をまとって出席し、ブラジルのルラ大統領に連帯を表明しました。
ディアスカネル大統領は、ルラ大統領がイスラエルによるガザ攻撃に反対した発言およびパレスチナ国民を支持し、イスラエルによる犯罪を非難しました。
また、コロンビアのグスタボ・ペトロ大統領もXへの投稿で、「ガザではシオニストによるジェノサイドが起きており、数千人の女性や子供、老人が残虐に殺害されている。ルラ大統領は事実を述べたにすぎない。真実は守られるべきだ。そうでなければ、野蛮さが我々を滅ぼしてしまう」としました。
ボリビアのルイス・アルセ大統領も同じくXに投稿し、「ルラ大統領は、シオニスト政権によるパレスチナ人のジェノサイドという事実を語った。歴史は、この残虐行為に無関心を決め込む者を許さないだろう」としました。
ブラジルのルラ大統領は18日、エチオピアの首都アディスアベバで開かれたAU・アフリカ連合の総会の傍らで、シオニスト政権がガザでパレスチナ人に対するジェノサイドを行っているとして非難し、「ホロコースト」と形容しました。
ルラ大統領はその上で、「ガザで起きていることはただの戦争ではなく、ジェノサイドである。この戦争は、強力な装備を持った軍隊と一般の女性・子供の間で起きているものであり、歴史上例がない。シオニスト政権はヒトラーのように振る舞っている」と述べました。