南アフリカがイスラエルによるジェノサイドの証言を各国に要請
2月 24, 2024 20:21 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエルのガザでの行為がジェノサイドにあたるとしてICJ・国際司法裁判所に提訴した南アフリカが、各国に対しイスラエルの戦争犯罪を証言するよう求めました。
ICJは先月26日、南アフリカの訴えをうけて初めての判断を示し、イスラエルに対しガザでのジェノサイドを防ぐ措置を講じるよう暫定措置命令を出しました。
イルナー通信によりますと、駐オランダ南ア大使は、イスラエルがジェノサイドを行ったとして各国にそれを証言するよう求めました。
同大使はこの中で、「イスラエルがガザで行っていることは、かつて南アフリカが抱えていたアパルトヘイトの最悪の形だ」と述べました。
こうした中、イラクのラシード大統領は第6回バグダッド会議の席で、「パレスチナ人が自らの土地に帰還しない限り、西アジアの平和は訪れない」と述べました。
ラシード大統領はその上で、「パレスチナ人の苦しみを終わらせ、シオニスト政権による犯罪を真剣に阻止することは国際社会の義務だ」としました。
イスラエルによるガザ攻撃では、これまでに2万9000人以上が犠牲になっています。