米空軍兵が在米イスラエル大使館前で焼身、「ジェノサイドには加担できない」(動画)
2月 26, 2024 15:27 Asia/Tokyo
米首都ワシントンにあるシオニスト政権イスラエル大使館前で、男性が自分の体に火を付ける事件が発生しました。
米CNNが米空軍や地元当局、首都警察の発表として報じたところによりますと、事件は現地時間の25日日曜午後1時ごろ発生し、焼身した男性はアーロン・ブシュネルと名乗る米空軍の現役兵でした。
CNNが入手した事件の映像では、この男性は「これ以上ジェノサイド(集団殺害)には加担できない」と語り、「自分がやろうとしていることはパレスチナ人の苦しみに比べれば取るに足らない」と話し、 続いて地面に記録装置を設置して液体を自分に浴びせかけ、「パレスチナに自由を」と繰り返し叫びながら自らに火を付けました。
男性は消防救急隊によって近くの病院に搬送され、重体となっています。
米空軍の報道官は、この事件にかかわったのが空軍の現役兵だったことを認めました。
なお、消防隊が現場に到着した時には、火はシークレットサービスによってほぼ消し止められていたということです。
現在、警察が捜査を続けていますが、現時点で動機は分かっていません。
ちなみに、 昨年12月にも米ジョージア州アトランタのイスラエル領事館前でも焼身事件があり、現場からはパレスチナの国旗が見つかっています。
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