仏が、イスラム教徒らに新たな制限措置を実施
3月 14, 2024 15:40 Asia/Tokyo
フランス政府が、同国内のイスラム集団礼拝の導師への規制に関する新たな法律を制定しました。
ダルマナン仏内相によりますと、同国内のイスラム・モスクでの集団礼拝の導師らはフランス語で話すことを強要されるとともに、世俗主義教育の講習参加を義務付けられるということです。
さらにダルマナン内相は、フランスにイスラム集団礼拝の指導者を派遣する諸国に対し、今年からは外国出身の礼拝指導者や導師の雇用が中止されると発表しました。
これに先立ち、フランス内務省は同国にこれまで40年間に渡り滞在してきたチュニジア人のイスラム説教師やモスク導師の国外追放令を発表しています。
イスラム教は現在、フランスで2番目に信者数の多い宗教となっています。
これまでに出されている報告書によりますと、現在6000万人の人口を抱えるフランス国内には500万~600万人のイスラム教徒が暮らしているということです。