トルコ大統領「イスラエルはテロ組織」
トルコのエルドアン大統領が、シオニスト政権イスラエルを1つのテロ組織だとしました。
【ParsToday西アジア】エルドアン大統領は21日土曜、「イスラエルは政府でも政権でもなくテロ組織だ」と述べました。エルドアン大統領はレバノンでの最近のテロ事件に触れ、「レバノンに対するイスラエル政権の侵略は、この政権が地域での戦火拡大を狙っていることを示している」と付け加えました。
また、「イスラエルがレバノン国民殺害を目的に通信機器を使用したことは、この政権がテロ組織のように行動していることを示している」としました。
今月17日と18日にレバノンで発生したポケベル及び一部の電子通信機器の爆破テロでは、少なくともレバノン人37人が死亡したほか、これらの電子機器を所有していた人々のうち3000人以上が負傷しました。
エルドアン大統領はまた、「イスラエルはパレスチナ人らを飢餓に陥れているほか、爆弾やロケット弾を使って彼らを殺害している」とも指摘しました。
さらに、「地域を戦争という大惨事に巻き込まないよう、イスラエルにあらゆる圧力を集中させるべきである」と強調し、「世界の国々と国連はパレスチナ・ガザ地区に対して重大な義務を負っている」と述べました。
2023年10月7日以来、イスラエルは西側諸国の全面的な支援を受けて、ガザ地区とヨルダン川西岸で防衛手段を持たないパレスチナ被抑圧民に対する新たな大量虐殺を開始しました。
最新の報告によりますと、イスラエル軍のガザ攻撃でこれまでに4万1000人以上のパレスチナ人が殉教した他、9万5000人以上が負傷しました。
シオニストが牛耳るイスラエル政権の構造は、英国の植民地主義的計画および、さまざまな国からのユダヤ人のパレスチナへの移住を通じて1917年に確立され、その存在は1948年に宣言されました。
それ以来、パレスチナ人の大量虐殺とその全領土の占領を目的とし、様々な大量殺害計画が実行されてきました。
しかし、イランを筆頭とする世界の多くの国は、イスラエルという植民地主義政権の解体および、ユダヤ人の元の国への帰還を真剣に支持しています。