トランプ氏、イランの対イスラエル攻撃に反応
(last modified Wed, 02 Oct 2024 10:48:29 GMT )
10月 02, 2024 19:48 Asia/Tokyo
  • トランプ氏
    トランプ氏

トランプ前米大統領が、シオニスト政権イスラエルの軍司令・治安本部に対するイランの軍事攻撃に反応し、「もし自分が米大統領だったら、このようなことは決して起こらなかっただろう」と主張しました。

【ParsToday西アジア】来月予定されている米大統領選の共和党候補者であるトランプ氏は、イスラエルの犯罪に対するイランのミサイル作戦に反発し、声明の中で「世界は制御不能となっている」としました。トランプ氏はこの声明において、ホワイトハウス当局者らがイスラエルの犯罪に対するイランの強力な軍事的反応に怖気づいたとし、「我々(アメリカ)には指導者はおらず、国を行政管理している者もいない。我々には1人の無用の大統領と、資金支援を募って完全に不在の副大統領がいるだけで、誰も国家を主導・管理しておらず、バイデン氏もハリス氏も今何が起こっているのかが分かっていない」と批判しました。

また、イランに対して敵対的な発言を続け、「私の在任中にはイランはコントロール下にあった」「(現在は)イランが西アジア地域を破壊している」などと主張しました。

トランプ氏がイランにより地域が破壊されていると主張する一方で、シオニスト政権イスラエルは過去1年間にパレスチナ・ガザ地区及びレバノンとの戦争、さらにはテヘランでのテロ行為により、地域全体を全面戦争の瀬戸際に追い込んでいます。

イランは、国家主権の侵害および、イスラエルによるパレスチナ・レバノンの無辜の女性や子どもの虐殺、テヘランでのハニヤ・ハマス政治局長の暗殺、レバノン・ヒズボッラーのナスロッラー事務局長および、ニールフォルーシャーン駐レバノン・イラン軍事顧問の暗殺に対し一定期間自制した後、国連憲章に基づく合法的な自衛権行使に則り1日火曜夜、少なくとも200発の弾道ミサイルによりイスラエル政権の軍・治安本部を標的に狙い撃ちしました。この作戦は「真の約束2」作戦と呼ばれています。

 

 


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