イランが国連人権理事会のアジア太平洋グループ議長国に選出/グリーンランド首相「米国人にはならない」:国際ニュース
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右:メキシコのシェインバウム大統領/左:グリーンランドのエーエデ首相
トランプ米大統領が移民制限に関する複数の大統領令に署名したことを受け、メキシコのシェインバウム大統領は、自国とメキシコ国民の独立を守ることを宣言しました。
【ParsToday国際】カタールが米国にイランとの交渉復帰を要請、レバノン南部でヒズボッラー幹部が暗殺、イランと隣国アゼルバイジャン共和国の新たな合意、イランが国連人権理事会のアジア太平洋グループ議長に選出、そしてメキシコ大統領がトランプ米大統領に対して自国民を擁護する立場を表明など国際ニュースをお伝えします。
ヨルダン川西岸でイスラエル兵1人が死亡、11人が負傷
パレスチナメディアは、同国ヨルダン川西岸などで4回にわたる対シオニスト作戦があり、イスラエル軍兵士1人が死亡、ほか11人が負傷したと報じました。これらの作戦は、テルアビブで2回、ヨルダン川西岸タムン周辺で1回、同地区ジェニン難民キャンプで1回実行されました。
イラク抵抗組織リーダーが、パレスチナ国民に対するイランの支援を称賛
イラク・イスラム抵抗運動の一派「ヌジャバ運動」のアクラム・アル・カアビ事務局長は、2023年10月7日以降続くハマスによるイスラエルへの抵抗について、イラン最高指導者ハーメネイー師の聡明な指導力およびパレスチナ国民に対するイランの支援を称賛しました。
カタール首相「米国は対イラン交渉のテーブルに戻るべき」
カタールのムハンマド首相はスイス・ダボスで開かれた世界経済フォーラムで、「複雑な問題には外交が最善の解決策だ」と述べ、イランの核問題をめぐる新たな合意を成立させるべく米国にイランとの交渉のテーブルに戻るよう求めました。
メキシコ大統領「トランプ氏からメキシコ国民を守る」
トランプ米大統領が移民制限に関する複数の大統領令に署名したことを受け、メキシコのシェインバウム大統領は、自国とメキシコ国民の独立を守ることを宣言しました。
イランとアゼルバイジャンがエネルギー関連新協定が締結
イランのアリーアーバーディ・エネルギー相と隣国アゼルバイジャン共和国のシャヒン・ムスタファエフ副首相が会談を行い、電気通信ルートの確立および、水と電力の分野で共同プロジェクトを進めることで合意しました。またこの会談では、イランとアゼルバイジャンの電力網の接続、ギズカルエスィ水力発電所の建設と完成、アゼルバイジャンの飛び地ナヒチェバンにあるオルドゥバドおよび、イラン北西部マラーザードでのダム建設、共同エンジニアリング・プロジェクト分野の環境調査の実施について協議・意見交換が行われました。
グリーンランド首相「我々は米国人にはならない」
世界最大の島とされるデンマーク自治領グリーンランドのムテ・エーエデ首相は、トランプ大統領が同島購入への意欲を示していることについて「グリーンランドは自らの将来を自らの手で決定したいと考えており、米国の一部となることを望んでいない。我々はグリーンランド人であり、アメリカ人になることはない」と語りました。
イランが国連人権理事会のアジア太平洋グループ議長に選出
イランが、国連人権理事会アジア太平洋グループ構成国の合意により、2025年末まで同グループの議長国に選出されました。議長職は、スイス・ジュネーブの国連事務局常駐イラン代表であるアリー・バフレイニー氏が担当することになります。
レバノン南部でヒズボッラー幹部が暗殺
レバノン・ヒズボッラーの幹部の一人、モハメド・ハマディ師が、同国南部の西ベッカー地域マシュガラ市の自宅前で現地時間の21日夜、何者かに暗殺され、殉教しました。レバノン当局はこのテロに関する詳細な情報をまだ公表しておらず、捜査が続けられています。