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トランプ氏がパレスチナ支持の大学生に逮捕命令/イラン外相がポーランドのEU議長国就任に祝意/ガザ住民50万人が帰還:国際ニュース
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トランプ氏がパレスチナ支持の大学生に逮捕命令/ガザ住民50万人が帰還
イランのアラーグチー外相は、ポーランドがEUの議長国に就任したことに祝意を表明し、イランとEUの建設的な関係が進展することに期待を示しました。
【ParsToday国際】トランプ氏によるパレスチナ支持大学生の逮捕命令、アフガニスタンに遺された米軍の残留兵器にパキスタンが懸念、反イランの前米上院議員に禁固11年の判決など国際ニュースをお伝えします。
トランプ氏がパレスチナ支持の大学生に逮捕命令
トランプ米大統領は29日、反ユダヤ主義に対抗するためとして、国内の学生や教育機関の活動を監視し、パレスチナを支持するような活動を行った場合は処罰・退学などを可能にする大統領令に署名しました。
米、移民をグアンタナモ基地に移送へ
トランプ米大統領は29日、不法移民およそ3万人をキューバにあるグアンタナモ米軍基地に移送する大統領令に署名する意向を表明しました。トランプ氏はこの日、窃盗などの疑いで逮捕された不法移民の拘束継続を義務付けるいわゆる「レーケン・ライリー法」にも署名し、就任後初めて法案に署名しました。
グリーンランド住民に米併合への反対論強まる
英ガーディアン紙によると、グリーンランド住民に対して実施された世論調査で85%が米国への併合に反対と回答しました。
イラン外相がポーランドのEU議長国就任に祝意
イランのアラーグチー外相は、ポーランドのシコルスキ外相との電話会談で、同国が今月からEUの議長国に就任したことに祝意を表明し、イランとEUの建設的な関係が進展することに期待感を示しました。シコルスキ外相もイランとポーランドの長年の友好関係に触れ、イランとEUの間に横たわる問題の解決が進むことに期待を表明しました。
アフガニスタンに遺された米軍の残留兵器にパキスタンが懸念
パキスタン外務省のアリーハーン報道官は29日の声明で、米政府がアフガニスタンに遺された残留兵器を回収する方針を決定したことについて「2021年8月の米軍撤退以降、米軍が遺した兵器がテロリストの手に渡る可能性が続いており、パキスタン国民の安全に懸念が生じている」としました。また、アフガニスタンのタリバン政権にも米軍残留兵器がテロリストに渡らないことを保証するよう求めました。
イスラエル議会がヨルダン川西岸併合案を承認
イスラエル議会「クネセト」はパレスチナ・ヨルダン川西岸を併合する草案を承認しました。イスラエルはハマスとの停戦合意と前後して、ヨルダン川西岸への攻撃を強めており、29日にも新たに10人を殺害しました。
反イランの前米上院議員に禁固11年の判決
ニューヨーク地裁は30日、収賄などの疑いで起訴されていたロバート・メネンデス前上院議員に禁固11年の実刑判決を言い渡しました。メネンデス氏は昨年8月まで民主党の上院議員を務めていましたが、金品を受け取るかわりにエジプト政府やカタール政府、米国内の実業家らに便宜を図ったとして起訴されていました。また、強硬な反イラン議員としても知られていました。
3日間でガザ住民50万人が帰還
ガザのパレスチナ政府機関によると、27日から29日までの3日間でおよそ50万人の住民が住んでいた北部に帰還したと発表しました。一方で、停戦合意後に再開された人道支援は未だに追いついておらず、テントなどが足りないとしています。