メタがイスラエル批判の投稿9万件を削除/Xがイエメン軍報道官のアカウントを凍結
4月 12, 2025 20:35 Asia/Tokyo
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メタがイスラエル批判の投稿9万件を削除/Xがイエメン軍報道官のアカウントを凍結
イスラエルによるガザへの攻撃が続く中、米メタ社はパレスチナやその支持者に関する投稿を大量に削除しました。
【ParsToday国際】米ニュースサイト「ドロップ・サイト」によれば、米メタ社にはイスラエル軍の元諜報員や兵士ら100人以上が勤務しています。
メタ社以外のグーグルなどの大手テック企業にもイスラエル諜報員が浸透していることが各種調査から明らかになっており、このことは米国内でイスラエル勢力が優位にあることを裏付けるものです。
イスラエルによる破壊的な対ガザ戦争と同時に、イスラエルの支持者らは、パレスチナ関連のコンテンツに対してネット上で激しい攻撃を加えてきました。
メタ社が運営するフェイスブックは、パレスチナに関連する多数のページ、投稿、画像を閉鎖・削除したことにより、イスラエルに肩入れしているとして非難されてきました。
ドロップ・サイトは12日、メタ社のデータを引用し、同社がイスラエル政府の要請により多数の投稿やコンテンツを削除したと報じました。それによると、2023年10月7日以降、パレスチナ関連の投稿削除を求めるイスラエル側からの要請のうち、実に94%に対してメタ社が肯定的に対応し、およそ9万件もの投稿が削除されたということです。
同サイトはまた、「パレスチナ関連のコンテンツの95%はテロリズム、暴力、挑発的であることなどの理由でイスラエルから圧力を受けていると考えられており、その大半がイスラム教徒であるアラブ諸国のユーザーをターゲットにしている」としています。
こうした中、X(旧Twitter)も、イエメン軍のヤヒヤ・サリーウ報道官のアカウントを凍結しました。
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