トランプ氏、テレビ報道でイラン攻撃を決意? 米紙報道
6月 26, 2025 17:28 Asia/Tokyo
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トランプ米大統領
米ニューヨーク・タイムズ紙は、トランプ氏がイラン核施設への攻撃を決意したのは、イスラエルによるイラン攻撃を好意的に取り上げたテレビ報道を見たのがきっかけだと報じました。
【ParsToday国際】同紙は国防総省と政府関係者の話として、トランプ大統領がイランの核施設に対する攻撃を決定したのは、米FOXニュースがイスラエルによるイラン攻撃を好意的に報じた結果だと記しました。
それによると、トランプ氏は今月13日にイスラエルがイランを攻撃した後も、米国の軍事介入には消極的でしたが、その翌日になって急にその姿勢を転換としたということです。
記事の中で米政府関係者は「大統領は翌朝目を覚ました後、FOXニュースを見て、イスラエルの攻撃がどれだけ称賛されているかを目撃した。FOXニュースは、イスラエルがイランを攻撃し、軍司令官や核科学者を殺害したことを大きな勝利として報じ、トランプ氏は自分もその一部になりたいと考えた」と語っています。
その後、トランプ氏はイスラエルの攻撃の一部を自分の手柄として取り上げ始め、17日には「我々はイランの空域を制圧した」とSNSに投稿しました。
イランとイスラエルの戦争が続いていた間、トランプ氏の発言や姿勢は連日のように目まぐるしく変わり、その動向に世界中が困惑していました。
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