ニュース｜イラン最高指導者顧問：「上海サミットは世界史の転換点」／仏議員：「イスラエルの犯罪は歴史に刻まれる」

イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師の国際問題顧問を務めるヴェラーヤティ氏が「上海は将来、世界の運命を決定する上で主導的な役割を果たすだろう」と語りました。

ヴェラーヤティ顧問は「先日開催されたSCO上海協力機構サミットは、世界史上最も重要な首脳会合の一つである」とし、「この組織は今後世界の運命を決定する上で主導的な役割を果たすだろう」との見解を示しています。

【ParsTodayイラン国際】ヴェラーヤティ顧問はタスニーム通信のインタビューで「第25回SCO首脳会合は、先月31日から今月1日にかけて中国・天津で開催され、20名を超える非西側諸国の首脳に加え、国連事務総長も参加した。今回のサミットは、これまでの首脳会議と比較して最も大きな規模と重要性を誇るものとなり、政治専門家の初期評価では、世界史上最も重要な国際サミットの１つと見られている」と述べました。

また、今回のサミット開催による３大効果として「第１に、国連という組織が崩れ去る音が世界に響き渡り、『国際連盟』のように『この組織を歴史に葬り去る』段階が始まったと明言できる。第2に、中国が潜在的に世界をリードする大国であり、近い将来に現実的にそうなるであろうことを示した。第3に、中国は辛抱強く、冷静にトランプ米大統領の足音を消しつつあることを示した」とコメントしています。
 

英政府内に激震、副首相が金融不祥事で辞任

不動産購入時の印紙税脱税問題をめぐり、数週間にわたりメディアや政界からの風当たりが強まっていた英国のアンジェラ・レイナー副首相兼住宅相が、ついに辞任に追い込まれました。
 

ロシア大手国営銀VTB、イラン支店開設へ

テヘランに駐在員事務所を置くロシア第2位の大手国営銀行、VTBの取締役が「イラン中央銀行はVTBテヘラン支店開設を大筋で承認した」と発表しました。
 

レバノンで抗議デモ、抵抗勢力への支持を表明

レバノンで、同国のイスラム抵抗組織ヒズボッラーを支持する人々が抵抗勢力の武装解除計画に抗議し、同国首都ベイルートで夜間デモを行いました。これらの人々は、ベイルートの路上に集結したほか、バイクや車によるデモを行い、武器保有を政府のみに制限すると銘打っての、シオニスト政権イスラエルとアメリカの計画に反対を表明しています。
 

フランス議員：「イスラエルによるガザでの犯罪は史実として記録」

フランス の左翼政党「不服従のフランス」のトーマス・ポルト議員が、メッセージの中でガザ地区におけるイスラエルの犯罪に言及し、「これらの犯罪は歴史に記録されるだろう」と強調するとともに、イスラエルがガザでジェノサイドを犯したことを強調しました。
 

ベネズエラ大統領がトランプ大統領に警告、「ベネズエラの政権交代を狙うことは誤り」

ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、ドナルド・トランプ米大統領宛ての声明で「米国はベネズエラの政権交代計画を断念すべきだ」と強調するとともに、「貴殿の元で働くスタッフの一部がベネズエラの政権交代を試みているのは誤りである」と述べました。また「ベネズエラが麻薬を生産している」という米国の非難・疑惑提示を引き続き否定し、「ベネズエラはコカイン生産のない国であり、この米国の虚言はイラクに大量破壊兵器が存在するという虚偽の主張と同様に露骨で欺瞞的だ」とコメントしています。
 

イタリア航空会社ITA、占領地行きの運休を延長

イタリア航空会社・ITAエアウェイズは声明を発表し、情勢緊迫化と安全に関する警告を受け、イスラエル占領地テルアビブ・ベングリオン空港行きの同社全便の運休を今年10月1日まで延長すると発表しました。

この決定は、イスラエル政権とパレスチナ抵抗勢力間の衝突の激化を受けてなされたもので、ベン・グリオン空港発着便が対象となります。
 

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