ヒズボッラー事務局長、アラブ諸国に「イスラエルに報復できないなら、抵抗勢力を支持せよ」
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ヒズボッラーのナイーム事務局長
レバノン・ヒズボッラーのナイーム事務局長は、イスラエルによるカタールへの攻撃を受けて、アラブ諸国に向けて「自分でイスラエルに報復できないなら、抵抗勢力を支持すべきだ。そうでなければ、イスラエルはあなたたちを標的にする」と述べました。
【ParsToday国際】ナイーム氏は、今回のイスラエルによるカタール攻撃を「大イスラエル計画」に関連するものだとし、将来サウジアラビアやアラブ首長国連邦がイスラエルの標的になる可能性があると警告しました。そして、アラブ諸国に向けて次のように述べました。
「もしあなたたちがイスラエルに報復できないのであれば、代わりに抵抗勢力を支持すべきだ。もし抵抗勢力が消え去れば、イスラエルはあなたたちに向かってくる。抵抗勢力を支援することで、自分たちの国と政府を守ることができる」
イラン外相、IAEAが新たな協力枠組みを受け入れたと発表
イランのアラーグチー外相は、国際原子力機関(IAEA)と結んだ新たな協力枠組みについて「IAEAが現場の状況が変わったことを認め、新たな協力の枠組みが必要だと受け入れた」と述べました。アラーグチー氏は、IAEAとの今後の協力はこの枠組みに基づいて行われることになり、IAEAもこの合意に完全に満足しているとしました。
カタール外務省、ネタニヤフ氏の発言に反論「ハマスのドーハ駐在は平和努力の一環」
カタール外務省は、ハマスが首都ドーハに拠点を構えていることについて、「ハマスを受け入れいているのは平和のための仲介努力の一環であり、アメリカの要請に基づくものである」としました。同省はまた、ドーハのハマス事務所がこれまでの人質交換や停戦合意の成功において中心的な役割を果たしていることを「ネタニヤフ氏も十分に理解しているはずだ」と指摘しました。
アラブ首長国連邦、イスラエルのドバイ安全保障会議への参加を禁止
イスラエルメディアは、アラブ首長国連邦(UAE)がドバイで開催予定されていた安全保障会議へのイスラエルの参加を禁止したと報じました。この決定は、イスラエルが最近カタール・ドーハでハマス幹部宅に対して行った攻撃への反応として捉えられています。UAE当局は10日、イスラエル軍需企業の経営者に対し、イスラエル企業が会議に参加することを許可しないと通告したということです。
イスラエル14チャンネルスタジオへの反戦活動家による襲撃
14日夜、イスラエル14チャンネルの生放送中のスタジオに反戦活動家たち押しかけ、ガザ停戦と人質交換の実施を訴えました。このような出来事は今回が初めてではなく、1カ月前にもイスラエル13チャンネルのスタジオに反戦活動家らが押しかけたことがあります。
トランプ支持の活動家チャーリー・カーク氏、射殺される
アメリカの保守派活動家で「ターン・ポイント・USA」の創設者、またイスラエル支持者でもあるチャーリー・カーク氏が10日、ユタ州のユタ・ヴァレー大学のイベントで学生たちに向けて演説をしている途中に銃撃され、病院に運ばれたものの死亡しました。犯人は警察に逮捕されましたが、動機や経緯についてはまだ分かっていません。
ロシア、IAEAとイランの合意を妨害しないよう求める
ロシアのミハイル・ウリヤノフ国際機関常駐代表は、IAEAの理事国に対して、イランとの合意を妨害せず、非建設的な行動を取らないように呼びかけました。
ロンドンでイスラエル大統領の逮捕求めるデモ
イスラエルのヘルツォグ大統領の訪英に合わせ、ロンドンで数千人のパレスチナ支持者が抗議行動を行い、「逮捕せよ」「戦争犯罪者を歓迎しない」といったスローガンを掲げ、ダウニング街やチャタム・ハウス前でスターマー首相との会談に反対の声を上げました。
スペイン自転車レースでイスラエル選手に妨害
スペインで行われた自転車ロードレースの第16ステージで、イスラエルの選手らがパレスチナ支持者によってレースを妨害され、強制的に中止させられる出来事がありました。パレスチナ支持者らは、イスラエル選手が競技に参加することに反対し、最終的に道路を封鎖することでレースの続行を妨げました。