国際ニュース｜イラン「米・イスラエルの国際法違反について責任追及を」／イエメンがイスラエルにミサイル攻撃

イランの在ウィーン国際機関常駐代表であるレザー・ナジャフィー大使は、は、6月の米・イスラエルによるイランの核施設への攻撃をあらためて非難し、この明らかな国際法違反に対する世界の無関心や座視がもたらす影響について警告しました。

【ParsToday国際】ナジャフィー氏は米・イスラエルによる侵略行為を責任ある姿勢で非難したすべての国々、特に非同盟運動（NAM）の加盟国に謝意を示し、国際法の重大な違反と核拡散防止体制を侵害した米・イスラエルに対して責任を問うよう求めました。

その上で「今日、国際社会は非常に重大な問題に直面している。国際原子力機関（IAEA）の保障措置下にある核施設への違法な攻撃は、各国が持つ平和的な核エネルギーを利用する権利を明確に侵害しているだけでなく、IAEAの保障措置システムへの直接的な攻撃でもある」「国連憲章は武力による先制攻撃を明確に禁止しており、いかなる解釈も、保障措置下にある核施設への計画的攻撃を正当化することはできない」と述べました。

イエメンがイスラエルにミサイル攻撃

イエメン軍のヤヒヤー・サリーウ報道官は、弾道ミサイル「パレスチナ2」でイスラエル占領地ヤッファの重要な軍事目標を攻撃したことを発表しました。同報道官によると、この作戦は成功し、何百万人ものイスラエル市民が避難し、空域も閉鎖されたということです。

パキスタンの子供たちがイスラエルの犯罪を非難

パキスタン南部のカラチで18日、地元の子供たちがイスラエルの残虐行為を非難する大規模な集会を開催しました。集会には、カラチ市内の小学校から集まった何千人もの子供たちとその親が参加し、ガザ地区の母親と子供たちへの共感と連帯を示しました。

ロシア外務省報道官「IAEAとの合意はイランの責任ある姿勢を証明」

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、イランと国際原子力機関（IAEA）が新たな協力枠組みで合意したことを歓迎し、合意がイランの国家安全保障最高会議で承認されたことが、「イランの責任ある姿勢の証である」と述べました。

中国国防相、世界の「弱肉強食」回避に向けた結束を呼びかけ

中国の董軍国防相は18日、北京で開かれた安全保障の国際会議「香山フォーラム」で演説し、米国を念頭に「覇権的で力づくで押さえつける行動」を非難しました。また、世界平和を守り、弱肉強食による支配を避けるために、さらに結束して取り組むよう呼びかけました。

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