IMFが世界の経済成長の予想を引き下げ

IMF国際通貨基金が、イギリスのEU離脱により、世界の経済成長に関する予想を引き下げました。

フランス通信がワシントンから伝えたところによりますと、IMFは19日火曜、新たな経済予想に基づき、イギリスの国民投票の結果、世界の経済状況の悪化の危険性が増加している、としました。

世界のGDPは2016年は3.1％、2017年は3.4％になる見込みで、4月に比べて0.1％の低下、2015年に比べて懸念すべき停滞を示しています。

IMFはイギリスの人々のEU 離脱支持は、これまでおぼろだった世界経済の発展に対する疑いを増した、と強調しました。IMFはイギリス経済を2016年には1.7％、特に2017年には1.3％と予想しました。

IMFの報告は、イギリスとヨーロッパの同盟国が経済や関税の問題の増加に関して合意に至らなければ、状況は悪化するだろうとしています。