インド、「NPTに署名しない」
7月 21, 2016 16:33 Asia/Tokyo
インドの外務大臣が、原子力供給国グループに加盟するための、NPT核兵器不拡散条約の署名の義務化は不公正だとし、「インドはNPTに署名するつもりは一切ない」と述べました。
イルナー通信によりますと、インドのスワラージ外務大臣は、20日水曜、演説の中で、NSG原子力供給国グループの以前の会議で、中国がインドの加盟に反対したことについて触れ、「インドはこのグループへの加盟に向けて中国の賛同を得るため、同国との話し合いを続ける」と表明しました。
また、「NSG加盟国の多くは、NPTに署名しておらず、署名の条件を正式に認めていない」と語りました。
中国はNSGへのインドの加盟に反対している最大の国として、インドがNPTに署名していないことを反対の理由に挙げています。
NSGは核物質の輸出管理と核兵器不拡散を目的に創設されました。
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