北朝鮮による衛星ロケットの打ち上げに各国が反発
北朝鮮の衛星ロケットの打ち上げに対し、アジア諸国やアメリカが反発しています。
アメリカと韓国の警告にもかかわらず、北朝鮮が7日日曜、衛星の打ち上げに成功したと発表しました。
日本、アメリカ、中国、韓国、オーストラリア、そして国連のパン事務総長がこの北朝鮮の行動を非難しました。
日本の安倍総理大臣は、北朝鮮によるミサイルの発射を国連安保理の決議に反するものだとしました。
フランス通信によりますと、安倍首相は東京で記者団に対し、「国際社会が北朝鮮に対して繰り返し自制を求めてきたにもかかわらず、ミサイル発射を強行したことは断じて容認できない」と語りました。
アメリカのケリー国務長官も、声明の中で、「アメリカは、国連安保理と協力し、ミサイル発射に対して北朝鮮に責任を求めるために重要な措置を講じていく」と語りました。
ケリー長官はまた、北朝鮮による弾道ミサイル技術の利用は、国連安保理決議への明らかな違反だとしました。
ケリー長官はこの声明の中で、日本や韓国、その他のアジアの同盟国の安全を確保するアメリカの責任を“鉄の拳”の責任と呼んでいます。
国連のパン事務総長も、声明の中で、北朝鮮によるミサイル発射を非難しました。
韓国・ヨンハプ通信によりますと、韓国国防省は当初、北朝鮮のミサイル発射は失敗したとし、ミサイル発射に成功したとする北朝鮮の報告を確認することはできないとしていましたが、韓国のパククネ大統領は、ソウルで開催された韓国の国家安全保障評議会の会合で、北朝鮮による長距離ミサイルの発射は挑発的なものだとしました。
パク大統領はまた、「このミサイルは、射程1万キロメートル以上で、その射程はアメリカまで達する」と主張しました。
北朝鮮は、科学研究を目的とした衛星ロケットの発射を国際機関に事前に通告していましたが、アメリカとその同盟国は、この計画は、大陸間弾道ミサイルの開発計画を目的としたものだと主張しています。