ニュース|イラン国家安保評議会書記:「パキスタンとの関係は戦略的パートナーシップのレベルに到達可能」/イスラエル首相、ガザ停戦違反を命令
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ラーリージャーニー・イラン国家安全保障最高評議会書記(右)がパキスタンのナクヴィ内相と会談
イランのアリー・ラーリージャーニー国家安全保障最高評議会書記が、「我が国と隣国パキスタンの関係は戦略的パートナーシップのレベルにまで高められる」と強調しました。
ラーリージャーニー書記は28日火曜にパキスタンのナクヴィ内務大臣との会談において、地域情勢におけるイランとパキスタンの地政学的立場の重要性を強調しています。
【ParsToday国際】ラーリージャーニー書記は「イランとパキスタンの関係は現在の協力関係のレベルを超え、持続可能な戦略的パートナーシップのレベルにまで高めることが可能だ」と述べました。
ロシア:「西側諸国はわが国の分断を企む」
ロシア国家安全保障会議のセルゲイ・ショイグ書記が「西側諸国はロシアを複数の小国に分割し、支配しようと本格的に画策している」と述べました。また、「西側諸国がロシアを占領・植民地支配勢力として見せかけようとする試みは失敗する運命にある」と強調しています。
パキスタン当局者:「占領者ではなくパレスチナ人と共にあるべき」
パキスタン上院野党のアラマ・ナセル・アッバス・ジャファリ党首は、同国軍がガザにおけるいわゆる国際部隊計画に関与している可能性がある、としたシオニスト系メディアの主張に対し「これはシオニスト政権イスラエルの非合法な存在を確立するためのアメリカの差し金だ。パキスタンは占領者ではなくパレスチナ人と共にあるべきだ」と述べました。
ベネズエラ大統領:「米国はベネズエラの石油、ガス、そして金を狙う」
南米ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、「米国を支配する経済階級がベネズエラの石油、ガス、そして金を狙っていることは、全世界が知るところである。この問題は麻薬密売とは全く関係がなく、彼らもそれを熟知している」と強調しました。また「ベネズエラは世界最大の石油埋蔵量を誇る存在であり、誰も世界のエネルギー情勢からベネズエラを排除することはできない」と強調しています。
イスラエル首相、ガザ地区での停戦違反を命令
ここ数日、ガザ地区への新たな攻撃の口実を探していたイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ガザ地区南部ラファでイスラエル兵が殺害されたことを受け、ガザ地区での停戦に違反するよう命令しました。イスラエル当局は「ガザ地区で殺害された兵士はパレスチナ抵抗勢力の標的にされていた」と主張し、これを空爆と停戦違反の口実に利用しています。

