米国とイスラエルはどのようにしてイランで混乱を引き起こしたのか?
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イラン・イスラム共和国のマスウード・ペゼシュキヤーン大統領が国民向けのテレビインタビューで、「抗議することは国民の権利であり、我々は抗議に応じる義務がある」と強調するとともに、「だが暴動や公共の場への攻撃・破壊、モスクへの放火、そして宗教の聖典の焼却は、アメリカとシオニスト占領政権イスラエルがイランに対し仕組んだ計画・陰謀である」と指摘しました。
(last modified 2026-01-15T11:03:55+00:00 )
1月 12, 2026 18:59 Asia/Tokyo
  • ネタニヤフ・イスラエル首相とトランプ米大統領
    ネタニヤフ・イスラエル首相とトランプ米大統領

イラン・イスラム共和国のマスウード・ペゼシュキヤーン大統領が国民向けのテレビインタビューで、「抗議することは国民の権利であり、我々は抗議に応じる義務がある」と強調するとともに、「だが暴動や公共の場への攻撃・破壊、モスクへの放火、そして宗教の聖典の焼却は、アメリカとシオニスト占領政権イスラエルがイランに対し仕組んだ計画・陰謀である」と指摘しました。

イランではこの数日、テロリストらが騒乱と混乱を引き起こそうと工作しています。これらの騒乱は、公共・民間部門の両方に甚大な経済的損失を与え、多くの無辜の市民や警察官の殉職を引き起こしました。

重要な点は、イランにおける情勢の不安定化、あるいはかく乱工作が、米国とイスラエルの協力によって共同で行われていることです。イラン国民にとっての政府機関、私有地、そして宗教施設を攻撃する暴徒の行動は、これがイスラエル占領地のシンクタンクと米国の計画の結果であることを裏付けており、このかく乱工作は、イラン国民と同国のイスラム体制に対するアメリカとイスラエルの敵対行為に起因しています。

これに関してペゼシュキヤーン大統領は「昨年6月の12日間戦争で我々の国民、若者、子供たちを殺したアメリカとシオニスト政権が今では、これらの人々に対し『我々はここにいるからあなた方はこれこれの事をせよ。我々は後からついて来るから、あなた方は破壊せよ』などと命令している」と語りました。

また、これらの暴動に関するもう1つの重要な点は、暴徒の行動、特に様々な武器の所持と、殺害計画に沿って人々を意図的に銃撃する行為から、これらのテロ行為と暴動が米国とイスラエル政権の支援を受けた工作員によって実行されていることが判明していることです。この問題は、ペゼシュキヤーン大統領の声明でも強調されています。

ペゼシュキヤーン大統領はこれに関して、「アメリカとイスラエルは領内外で一部の人々を訓練し、海外からテロリストをイラン国内に入国させ、モスクや市場、公共の場所に放火させた。彼らは武器で殺害し、放火し、斬首した。実際、我が国民がこのような犯罪を引き起こすことはできない。このような輩は人間ではない」と述べました。

イラン大統領の表明で指摘された3つ目の点は、イランにおける最近の騒乱と混沌が、シオニスト政権と米国による対イラン12日間戦争の続編であるという点です。米国の支援を受けたイスラエル政権は、昨年6月の12日間戦争において、イランの領土および統治体制の崩壊という2つの主要目標を掲げていたものの、これらは先の12日間戦争では達成されませんでした。アメリカとイスラエルは、これらの目標達成の失敗の主な理由の一つとして国民の団結を掲げ、ここ数ヶ月においてはイランにおける混乱、情勢不安、動揺の創出を目指していました。このことは実際、第1次トランプ政権中に国務長官を務めたマイク・ポンペオ氏も認めています。

ポンぺオ氏は「X」において「イランの混乱にはモサド工作員が関与している」と投稿しました。この陰謀の主な理由は、12日間戦争における敗北です。実際にこの点は、ペゼシュキヤーン大統領の声明でも強調されており、彼は「12日間戦争における敵の意図と決意は、我が国を混乱に陥れることだったが、それは失敗に終わった。そして今、その行動の次の段階として、経済問題と国民の利益を謳った進行中の改革を口実に、イラン国内を混乱に陥れようとしている」と述べています。4つ目の点は、米国とイスラエルが騒乱と情勢不安を引き起こし、イラン国民の結束を破壊しようと目論んでいることです。実際、イランにおける情勢不安の扇動の最も重要な目的の1つは、領土保全を守るイラン国民の結束と領土一体性を破壊し、米国とシオニスト政権による新たな攻撃へのお膳立てにあります。これに関してペゼシュキヤーン大統領は「先の12日間戦争で、シオニスト政権とアメリカは我々を屈服させようとしたが、国民がそれを許さなかったため失敗した。そして今、彼らは経済状況と暴動によって我が国を屈服させようとしている」としました。同大統領はまたイラン国民に向けて演説し、「親愛なるイラン国民諸君、敵の陰謀にくれぐれも警戒を怠らないよう、また暴徒やテロリストに騙されないようにしていただきたい。この国家は我々のものであり、彼らはこの大地と大海の栄誉や誇りを求めてはいない」と述べています。

 


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