カメラが捉えた、フランスでの学生による抗議活動と警察の弾圧
-
フランスで、学生の抗議行動を警察が弾圧
フランス政府が、抗議する多数の学生の逮捕取り締まりに加え、一部を負傷させた他、生じた一連の被害に対して高額な金銭的賠償を強制しようとしています。
最近、フランス全土で数万人の学生が街頭に繰り出し、労働組合や教師も高校生と共に、暴力的な衝突もあった抗議活動の中で、教育環境の改善を求めて数日間にわたり声を上げています。
フランス内務省は、現地時間の6日火曜早朝時点で全国で8万6000人がデモに参加したと主張しました。一方、CGT労働総連盟はこの数字を26万人と推定しています。
抗議する市民6000人以上が逮捕
フランス警察による学生への弾圧で数百人が負傷する一方で、ローラン・ヌニェス仏内相は今月5日、「抗議開始以来、警察が警察の暴力疑惑について10件の内部調査を開始した」と発表しました。
フランス教育省によりますと、今回の抗議行動の開始以来、24校が焼失または破壊されています。さらに6000人以上が逮捕されており、そのうち87%が未成年となっています。
フランス北部の都市レンスでは5日月曜、15歳の少年が暴動鎮圧部隊が撃ったスタングレネードにより片手を失いました。 学生らは去る9月下旬以降、数百の高校の入口を封鎖し、教員不足、過密なカリキュラム、老朽化した教室、そして気温上昇に対応できない建物などの問題を訴えています。
抗議活動の大半は平和的なものでしたが、一部のデモ参加者は放火、バス停の破壊、機動隊との衝突などを起こしています。一方で警察は警棒、催涙ガス、暴動鎮圧弾を使用して抗議者を弾圧しています。
フランス政府は、今回の抗議行動の開始以来215人の学生と715人の警察官が負傷したことを認めています。また労働組合、人権団体、学生らは治安当局の弾圧や過剰な武力行使を非難しています。