国連安保理、北朝鮮の衛星打ち上げを強く非難
2月 08, 2016 18:40 Asia/Tokyo
国連安保理が、北朝鮮の衛星打ち上げを強く非難しました。
タスニーム通信によりますと、安保理議長国をつとめるベネズエラのラミレス国連大使は、7日日曜、国連安保理の緊急会合の後、「安保理は北朝鮮の弾道ミサイル技術による発射を強く非難する。北朝鮮がとった行動に対して、迅速に決議の採択を行う」と語りました。
日本の岸田外務大臣も8日月曜、東京での記者団のインタビューで、北朝鮮のミサイル発射を非難するとともに、国連安保理に対して、より厳しい決議の採択を求めました。
中国は北朝鮮に対する一方的な制裁の行使に反対しています。
中国外務省の陸慷報道官は、このような行動は状況を複雑にするだけで、地域の不安定化を拡大することになるとしました。
北朝鮮は7日、長距離弾道ミサイルを使用した通信衛星の打ち上げに成功したとしました。
この行動を受けて、日本、韓国、ロシア、フランスなどの多くの国はこの行動を非難しました。中国もこの問題に懸念を示しています。
国連安保理決議により、北朝鮮は弾道ミサイルの技術を利用したロケットの発射実験や核実験を禁止されています。