イギリス・イスラム評議会、イスラム教徒女性に対する差別の撤廃を要請
8月 13, 2016 19:42 Asia/Tokyo
イギリスのイスラム評議会が、同国におけるイスラム教徒女性に対する差別の撤廃を求めました。
イルナー通信によりますと、イスラム評議会のハールーン・ハーン議長は、12日金曜、イギリスにおけるイスラム教徒女性の懸念すべき経済状況や雇用状況に関するイギリス庶民院の女性平等委員会の最新の報告を歓迎し、この差別的な状況の改善に向けて、メイ政権に速やかな措置をとるよう要請しました。
ハーン議長はまた、「イスラム教徒が雇用市場に参入しやすくなる効果的な政策の実施は、貧困や彼らに対する偏見への対策となる」と語りました。
女性平等委員会の報告ではまた、イスラム教徒、特に女性は、ほかの社会的な集団と比べて、衣服のあり方やその宗教信仰により、雇用上の差別を受けていることが明らかにされています。
さらに、65%のイギリスのイスラム教徒の女性が経済的活動を行っていないとしています。
女性平等委員会は、イギリス政府に対して、真剣にイスラム教徒女性の雇用上の差別に注目するよう求めています。
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