アメリカの他国に対する非難と彼ら自身の人権侵害
「アメリカ政府は、他国に忠告を与える代わりに、自国のイスラム教徒の人権侵害に注目すべきだ」
IRIBアミーンザーデ解説員
イラン外務省のガーセミー報道官は、イランにおける宗教の自由についての、アメリカ国務省の年次報告で行われた主張は、事実に反した非建設的なものだとし、それを否定しました。ガーセミー報道官は、13日土曜、このイランを非難する報告は、根拠のない繰り返しの主張であり、政治的な目的や敵対に基づいて作成、発表されたとし、「イランは、憲法に基づき、宗教の少数派の権利を正式に認めており、すべてのイラン国民は、平等に法の枠内で基本的な権利を享受している」と語りました。
さらに、「最近、発表された国連の報告では、アメリカの宗教少数派、特にイスラム教徒に対する大規模な権利の侵害について、懸念が表明されている。アメリカ政府は、他国に忠告を与える代わりに、自国のイスラム教徒の人権侵害に注目すべきだ」と語りました。
さまざまな報告は、アメリカやヨーロッパで、イスラムやイスラム教徒への敵対行動が拡大していることを示しています。イスラム教徒に対する侮辱や物理的な暴力が、毎日のように報告されています。ここ数年、西側では、最も深刻な人権侵害が見られていると言えます。
欧米諸国からの報告は、イスラム排斥の拡大と、懸念すべき人権侵害の状況を物語っています。欧米諸国では、イスラム恐怖症が、若者や過激派の間で日常生活の一部となっています。様々な報告では、ヨーロッパ、アメリカ、カナダでは、イスラム恐怖症やイスラム排斥、移民や難民への敵対が、懸念すべき現象になっているとされています。
今日、西側の人類に対する破壊的な思想の拡大の影響は、アメリカや一部のヨーロッパの人種差別的な行動の中に見て取ることができます。このような行動は、一部のグループが他のグループに人種的に優っているという考え方に基づくものです。この流れは、人権擁護を主張する国々で、人類に反対する思想が拡大していることを物語っています。FBIの発表によれば、アメリカでは、毎日1人の黒人が、白人によって殺害されているということです。黒人を殺害した白人警官の処罰も異なっています。
また、それとは別に、キューバ・グアンタナモやイラク・アブーゴライブの収監者に対する拷問も、アメリカの人権侵害の事例です。これらは皆、西側の人権に対するダブルスタンダードの影響です。
こうした中、アメリカは依然として人権擁護を主張し、他国に対して人権を守るよう勧めています。しかし、事実が示しているのは、アメリカの行動は、宗教の少数派の権利や人間の尊厳を守るものではなく、この問題も、アメリカが政治的な目的を果たすための手段になっているということなのです。