韓国大統領、ロシアなどに北朝鮮への圧力強化を要請

韓国のパククネ大統領が、ロシアなどの国際社会における主要国に対して、北朝鮮への圧力を強化し、核計画を停止させるよう求めました。

パク大統領はロシアや国際社会の主要国に対して、改めて、核計画を停止させるため、北朝鮮に圧力をかけるよう求めました。

３日土曜にイスナー通信がロイター通信の報道として伝えたところによりますと、パク大統領はまた、日本の安倍総理大臣とロシアのプーチン大統領が参加し、ロシア・ウラジオストクで行われた東方経済フォーラムで、「もし我々が北朝鮮の核兵器開発を阻止できなければ、近い将来、核の脅威は現実になる」と語りました。

さらに、ロシアのメディアとのインタビューで、「もし北朝鮮の脅威が取り除かれれば、ＴＨＡＡＤミサイル防衛システムを配備する必要はなくなる」と述べました。

パク大統領のこの発言は、ロシアにＴＨＡＡＤミサイルシステムは脅威でないと確信させるため、ロシアに対して保証を与えている中で行われました。

一方、プーチン大統領は警告を発し、世界各国に対して、緊張拡大の要因となるような、北朝鮮に対する挑発行為を回避するよう求めました。