アメリカ国務省、同時多発テロ15周年に際して安全上の警告を発出
(last modified Sun, 11 Sep 2016 10:26:39 GMT )
9月 11, 2016 19:26 Asia/Tokyo
  • アメリカ国務省、同時多発テロ15周年に際して安全上の警告を発出

アメリカ国務省が、9.11同時多発テロから15周年に際して、世界中でアメリカ人を脅している危険について、警告を発しました。

イルナー通信が11日日曜に伝えたところによりますと、アメリカ国務省は発表を行い、テロ組織が世界各地でテロを計画しているという、現在の情報を提示しました。

アメリカ国務省はまた、過激派は武器を使用して、アメリカの政府や民間の利益や、公的な式典、宗教施設、学校、商業的な場所などを攻撃する可能性があるとしました。

2001年のアメリカ同時多発テロにより、およそ3000人が死亡しました。アメリカ政府はこのテロの首謀者との戦いを口実に、アフガニスタンとイラクを攻撃し、その結果、これらの国の数十万人が死亡し、インフラに数千億ドル規模の損害が出ました。

最近公開されたアメリカの機密情報では、サウジアラビアの政府と国籍を持つ人物が、このテロの計画に重要な役割を果たし、このテロを全面的に支援していたということが明らかにされました。

アメリカ下院は、同時多発テロの犠牲者の遺族がサウジアラビアを提訴し、賠償金を請求できる法案を可決しました。

オバマ政権はまだこの法案を承認していません。