米グアンタナモ刑務所の収監者が、9.11テロへのサウジの関与を暴露
9月 18, 2016 18:24 Asia/Tokyo
キューバのグアンタナモ・アメリカ軍基地内の刑務所の収監者の1人が、2001年のアメリカ同時多発テロにサウジアラビアが関与していたことを明らかにしました。
プレスTVが18日日曜、報じたところによりますと、グアンタナモ刑務所の収監者の1人、ガーセム・アブドッラー・アルシャルビーは、「サウジアラビアのサウード家の1人が、9.11テロの発生前に私にテロや破壊作戦行為を請け負わせようとした」と語っています。
この収監者はまた、サウード一族の1人が9.11テロの実行犯とつながりを持っていたとしました。
こうした暴露の一方、アメリカ議会は最近、9.11テロの犠牲者がサウジアラビア政府に損害賠償を求める訴訟提起を可能にする法案を可決しました。
アメリカ議会は今年7月、28ページの報告と称する、これまで長期間にわたり機密扱いとされてきた9.11テロ関連の議会の報告の一部を公表しており、この資料にはこのテロのハイジャック犯とサウジアラビアの政府関係者の間に不審な関係があったことが述べられています。
この報告ではまた、このテロに関わったとされる19人のハイジャック犯のうち、15人がサウジアラビア国籍を有していたとされています。
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