アメリカ大統領選挙費用との、嘘のような単純な比較（２）

アメリカ大統領選挙の選挙費用額は、カリフォルニア州の５万４８９１人の医療・衛生費と、この州の１２万３７７４人の教育費と同じ額にあたります。

カリフォルニア州は、３９０７万５千人の人口を抱える、アメリカで最も人口の多い州です。

http://population2016.com/?s=california

２０１６年の公式統計では、カリフォルニア州には、この州の全世帯の１６．４％にあたる６２５万３千人の貧困層が暮らしていると伝えられています。

２０１４年では、アメリカで３番目に豊かな州とされているこの州の全世帯の貧困率は、この数字よりも低く、１５．５％でした。

https://aspe.hhs.gov/poverty-guidelines

アメリカ大統領選挙の候補者は、正式に、これまでにカリフォルニア州での選挙活動のために、１億９６万５９９７ドルを出費したと表明しています。

http://www.nytimes.com/interactive/2016/us/elections/election-2016-campaign-money-race.html?_r=0

この金額は、カリフォルニア州の５万４８９１人の医療・衛生費と、この州の１２万３７７４人の教育費と同額です。