慈愛の預言者、ムハンマド(7)
https://parstoday.ir/ja/news/world-i18157-慈愛の預言者_ムハンマド_7
メッカが征服された日、イスラムの預言者ムハンマドは、全体的な恩赦を命じました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
10月 09, 2016 13:58 Asia/Tokyo
  • 慈愛の預言者、ムハンマド(7)

メッカが征服された日、イスラムの預言者ムハンマドは、全体的な恩赦を命じました。

預言者ムハンマドが敵に対して恩赦を命じたにも拘わらず、アブージャハルの息子、アクラマは、恐れおののき、メッカからイエメンに逃げていました。アクラマの妻は、非常に賢い女性でした。彼女は、メッカが征服されたのと同時にイスラム教徒になり、夫を許してもらうために預言者のもとに行こうと決めました。慈悲と寛容さの象徴であった預言者は、この女性の申し出を受け入れました。

アクラマの妻は、待ちきれない様子で夫のもとに出発し、メッカの町を離れました。夫は海辺にいました。妻はアクラマに言いました。「考え直してください。私は、最も善良な人物のもとから来ています。あなたは彼について性急な判断を下しました。ムハンマドは、神から創造された最も崇高な存在です。彼は誰よりも信頼できる人物です。私はあなたの恩赦を彼から受け取りました」

アクラマは後悔し始めました。彼はゆっくりと地面に座りました。妻は続けました。「ムハンマドは戦うためにメッカの町に来たわけではありません。彼は平和と友好の使者です。彼は最高の力を持つ中で、すべての敵を許し、彼らに安全を提供しました。あなたは、彼よりも偉大な人物を知っていますか?ムハンマドは、唯一の神のみを崇拝しなさい、戦争をしてはならず、預かり物に対して責任を持ち、互いに仲良くしようと言っています。この言葉は、私たちの幸福を保障するものにはならないでしょうか?」

アクラマは、妻の言葉を聞いて心を落ち着かせ、妻と一緒にメッカに戻りました。アクラマは、心の底から、自分のしたことを後悔しながら、神の預言者ムハンマドのもとに行きました。アクラマは、預言者の表情に魅了されました。それまで、それほどの権力を持っていながら、これほど謙虚で慈悲深い人物を見たことはありませんでした。アクラマはこう考えていました。「今こそ預言者は、私の父がしたことの復讐を私に向けることができる」

しかし、アクラマは、神の預言者の温和な態度を目にし、彼に信仰を寄せ、イスラム教徒になりました。