北朝鮮ミサイル実験に安保理が反応

国連安全保障理事会が、北朝鮮の最近のミサイル実験を非難し、「この行動は地域の緊張を拡大させる」としました。

ロイター通信によりますと、アメリカ軍は15日土曜の北朝鮮による中距離弾道ミサイルの発射失敗を確認しました。

安保理は17日月曜、声明の中で、「北朝鮮の人々が非常に困難な生活を強いられている中で、北朝鮮政府が弾道ミサイルの製造に資金を投じていることは非常に遺憾だ」としました。

安保理はさらに、北朝鮮に対して更なる措置を講じるとしました。

北朝鮮外務省のアメリカ調査研究所の所長は、「我々はアメリカやこの国の核兵器から脅威を受けており、必要な場合にはこうした兵器によって自衛するだろう」と述べました。

現在北朝鮮は複数のミサイル・核実験により、国際的な制裁を科されています。

北朝鮮は9月9日、5度目の核実験を行いました。