ヨーロッパで貧困が拡大
10月 18, 2016 19:56 Asia/Tokyo
新たな報告は、EUで、6人に1人が貧困の危険に瀕していることを示しています。
イタリア語のサイトによりますと、17日月曜、イタリアの慈善団体が発表した報告は、イタリアをはじめとするEU加盟国の多くで、生活保護の受給を必要とする人の数が増加していることを示しています。
この報告によりますと、イタリアの貧困層は、2007年には180万人だったのが、2015年には460万人に増加しました。
また、EUの統計局・ユーロスタットも報告の中で、「2015年、ヨーロッパの人口全体の23.7%にあたるおよそ1億1900万人が、貧困や困窮の危険に直面していた」としました。
この報告によりますと、キプロスの貧困率は5.6%、スペインは4.8%、イタリアは、3.2%、ルクセンブルクは3%増加したということです。
2015年、ヨーロッパ3カ国では、人口の3分の1以上、つまり、ブルガリアの41.3%、ルーマニアの37.3%、ギリシャの35.7%が、貧困の危険に直面していました。
タグ